茶臼山動物園のウォンバットたち


2002.6.21


JR篠ノ井駅から車で15分ほどのところにある長野市茶臼山動物園には、
長野オリンピックを記念して来日した
3頭(メス2頭、オス1頭)のウォンバットがいます。

外の運動場でも、室内でも見られるようになっています。

1頭は運動場には出られないようになっていたので、
遠くから柵越しに見るか、中に入って室内にいるときの様子を見るだけでしたが、
2頭は、どちらかが開園から閉園まで見られたので、
園内にいた7時間近くのうち、
6時間余りはウォンバットのところで過ごしました。


♪  ♪  ♪


住宅地とりんご畑がある道を上って行くと
まず、レッサーパンダ(左)とウォンバットが出迎えてくれます。

  

 ウォンバットを拡大すると・・・
スコップで穴堀り!?
 


         

レッサーパンダとウォンバットのゲートを通り、少し進むと動物園の入り口です



こちらは南口ですが、北口もあります。



* * * * * * * * * * * * * * * * * *



入り口から5分ほどのところにウォンバットの家があり、
3頭のウォンバットが住んでいます


中央に見える階段を上って、カーテンをくぐると中に入れます。
暗くしてありますが、ウォンバットが中に入っているときは
中の様子が見られます。



ウォンバットたちの家

戸を閉めてお掃除中です

まん中がチャタロウ(オス)、向かって左が(多分)スミレ右端が(多分)モモコの部屋

* メスの2頭は、もしかしたら名前が逆かもしれません。 
というのは、飼育員さん(この日はウォンバット本来の担当の方ではありませんでしたが)たちは、ふだんはウォンバットが来園したときの名前で呼んでいるので、愛称(スミレ、モモコ)を混同してしまうことがあるそうです。
ちなみに来園時の名前は、チャタロウは「ブーラー」、スミレと思われる方は「ジンリー」、モモコと思われる方は「ベスティ」だったと思います。


♪  ♪  ♪




まずは3頭の自己紹介





ぼく、チャタロウです。
ちょっと気が弱いかもしれない・・・。
今、日中はスミレちゃんと一緒いるんだけど、スミレちゃんはちょっと気が強くて、ぼくが近づくと追い払おうとするんだ。
今日はぼくの朝ご飯も食べに来たので、ぼくは自分の部屋にしばらく入れなかったんだ。






私、スミレよ。
顔は可愛いけどちょっと気が強いんじゃない?と言われているの。
ちょっと太めなのは、食欲旺盛だから?
今日はね、自分の朝ご飯(青草)を食べてから、チャタロウの朝ご飯もだいぶ食べてしまったの。
私がチャタロウの部屋に行って食べていても、チャタロウは来ないんだもん。
それから、私は体を掻くのがとても上手なのよ。



私はモモコです。
3頭の中では一番おとなしくて、日中はよく寝ているの。 私の運動場は、扉が閉まっているので、穴も掘れないし、遊べないので、ちょっとたいくつ。 
お昼は寝ているからいいけど、夕方は外で遊びたいなぁ〜。  今日は夕方、運動場へ行くところの扉を一生懸命噛んで、「外に出して!」と訴えたんだけど、見ていてくれたかな? よろしくね。





* * * * * * * * * * * * * * * * *

チャタロウとスミレのツーショットなど


現在スミレとチャタロウはペアリング中。

   〜スミレちゃん、チャタロウにやさしくしてあげてね〜



スミレちゃん(左)の様子を伺うチャタロウ

「あの〜、スミレちゃん、ぼく、そこを通っていいかな?」
あれ〜、スミレちゃんががぼくの部屋の前にいるよ。 
(手前がチャタロウ)
スミレちゃん(向こう側)が歯磨き(?)しているらしいんだ。
ぼくは遊びに行ってこようかな。
スミレ(左)ちゃんは左後ろ足で“かいかい”を
しています。
そーっと出て行こう・・・。
上から運動場を見たところ
急斜面なので、ウォンバットが横穴を掘ることができたようです。 
斜面の下で伏せているのは、チャタロウです。
モモコが柵まで接近したチャタロウを見ています。
午後3時頃〜4時過ぎまで、この柵をかみ続けていました。 
「私を柵から出してくださ〜い」



♪  ♪  ♪  


スミレのページへ

チャタロウのページへ


*********************************************************************