チューバッカの部屋への入り口

〜ウォンバットに魅せられて〜
2007.5.22



 2001年2月にサイトを開設して6年余り経ちました。
これまで当サイトを訪れてくださった皆様、ありがとうございます。

それまでに撮ったウォンバットの写真をなんらかの形にまとめたいと思ったことがサイトを立ち上げる
ことをにつながり、今日に至っています。
当初は立ち上げのときに作った数項目だけのつもりで、その後は1年に1度くらい更新できれば
という程度でしたが、ウォンバットたちがそうはさせてくれませんでした。

 ウォンバットの存在を知ったのは、今から20年以上前、雑誌か事(辞)典の類に載っていた
写真だったことしか覚えていませんが、たまたま初めて見たウォンバットの写真と、
“Wombat、ウォンバット、うぉんばっと”という心地よい響き!(と感じたわけですが)に一瞬にして
心を奪われてしまいました。
と言っても、いつか「生ウォンバット」に会えればいいという思いがあっただけで、特に行動を
起こすでもなく年月が経ちました。

 そして1995年、オーストラリアに行く機会があり、私の中で「ウォンバット」の存在が急浮上。
その時は、「生ウォンバット」を見られればそれでいいという控えめな気持ちだったわけですが・・・
(後にそうではなくなりました)。

シドニー市内で初めて見たときは、生のウォンバットを見て静かな感動がありました。
シドニー周辺で4,5頭見ることができ、“small 9”というタグのついた小さなぬいぐるみを1匹買って、
その時は満足したつもりでいました。 
が、そのぬいぐるみの可愛さからウォンバットへの思いがさらに募っていくのでした。

 そして1997年頃、日本にもウォンバットがいるということをはじめて知り、98年に自宅から一番近い
(といっても1時間半くらいかかるのですが)多摩動物公園へ出かけ、チューバッカ君との
「運命の出会い」となりました。


チューバッカとの運命的な出会い?!

つぶらな瞳に見つめられた(と思い込んだ)感動の瞬間


1998年10月4日午後のチューバッカくん(上下共)



この2枚はサイト開設からしばらくたってからスキャナーで取り込みました。
その後しまい込んでいたため、初公開の写真です。

現在のチューバッカの庭の様子が変化したことがわかると思います。
チューバッカも若かった!?



チューバッカは、出会ったときはすでに動物園のウォンバットの平均寿命に近かったため(文献によって違いますが、15歳くらいと言われています。 野生はその半分。)、元気なうちに一度でも多く会いたいという思いがその後の「月1回のチューバッカ訪問」につながっていきました。
さらに、日本にいるウォンバットみんなに会うという目標に向かうことになりました。

2000年、2度目のオーストラリア訪問。
このときは、前回のウォンバットを見ることから「ウォンバットに触る」ことに、目的が変わっていました。
思いがかなって、フィリップ島のペンギンパレードを見に行く途中、休憩所と Wildlife Park で数頭の
ウォンバットに触ることができました!

限られた時間内でしたが、目の前にウォンバットがいて触り放題という夢のような状況にただただ感激!
重そうで持ち上げられそうになかったので、その時は「抱っこ」はあきらめましたが、それが次の目標となり、阿蘇の「ひとみちゃん抱っこへとつながるのでした。


(後日ウォンバットの性格は個体差が大きく、気性が荒くて近寄ることもできないウォンバットの方が多いということを知りました。 Wildlife Park では、大人しいウォンバットを選んで、「触るためのウォンバット」として柵外に出していたのでしょうか。)


ウォンバットはどんな動物?と思われた方は、サイト内の「ウォンバットのひとりごと」をご覧ください。

サイト開設から6年余り経ってしまいましたが、チューバッカ君との出会いの日の写真を載せました。
地味だけれど不思議な可愛さでファンを魅了するウォンバット、南半球の国から来てくれた日本にいるウォンバットに感謝をこめて、これからも出来る限りウォンバットを追い続けていきたいと思っています。

 
Womland 管理人 2007.5.22